ESTAは、ビザ免除プログラム(VWP) を利用して渡米する旅行者の適格性を判断する電子システムです。ESTAは米国国土安全保障省(DHS)により2009年1月12日から義務化されました。ビザ免除プログラムを利用して、90日以下の短期商用・観光の目的で渡米しようとするビザ免除プログラム参加国の国籍の方は、米国行きの航空機や船に搭乗する前に、電子渡航認証を受けなければなりません。ビザ免除プログラムの詳細については、こちら をご覧ください。
重要なお知らせ以下の条件に該当する渡航者は、ビザ免除プログラム(VWP)を利用して渡米することは出来なくなりました。
- ビザ免除プログラム参加国の国籍の方で、2011年3月1日以降にイラン、イラク、北朝鮮、スーダン、シリア、リビア、ソマリア、イエメンに渡航また滞在したことがある方(ビザ免除プログラム参加国の軍または正規政府職員として公務を遂行するためにこれらの国に渡航した場合は特例あり)
- ビザ免除プログラム参加国の国籍と、キューバ、イラン、イラク、北朝鮮、スーダン、またはシリアのいずれかの国籍を有する二重国籍者の方
- ビザ免除プログラム参加国の国籍の方で、2021年1月12日以降にキューバに渡航または滞在したことがある方
詳細は、国務省のウェブサイト「Visa Waiver Program Improvement and Terrorist Travel Prevention Act of 2015」をご覧下さい。
申請時期
ビザ免除プログラム(VWP)で渡米される予定がある方は、航空券の予約時にESTAを申請するか、少なくとも渡米日の72時間以上前にESTAの申請をすることを強くお勧めします。出発日当日にESTAを申請する場合は、搭乗前に渡航認証を取得できないリスクが生じます。また、承認されたESTAをお持ちでない海外旅行者は、搭乗を拒否されますのでご注意ください。
申請料金
全てのビザ免除プログラム(VWP) 渡航者は、ESTA申請時に21ドルの申請料金を支払わなければなりません。申請料金はESTA申請サイトを通してクレジットカードで支払うことができます。
注: 第三者が無許可で情報提供料や申請手数料を要求する模倣ウェブサイトにご注意ください。これらのビジネスやウェブサイトは米国政府とは一切関係ありません。
有効期限
ESTAは通常一度認証されると2年間有効で、米国への複数回の渡航が可能です。ただし、2年以内にパスポートの期限が切れる場合は、パスポートの有効期限日をもって無効になりますのでご注意ください。また、渡航者がパスポートを新規に取得したり、名前・性別・国籍のいずれかを変更した場合や、前回ESTAを申請した際の適格性質問(はい、いいえ)の回答に変更が生じた場合も再申請が必要です。
パスポートの有効期間
日本国籍の方のパスポートは、米国入国日から日本に帰国するまでの間、有効である必要があります。その他の国籍の方が米国への渡航する場合は、通常、滞在期間+6ヶ月間有効なパスポートを所持していなければなりませんが、国別協定 (Six-Month Club)で定められている国の方は、この「6ヶ月ルール」が免除されます。
ESTAに関するお問い合わせ
ESTA申請後の状況確認や、ESTA拒否の詳細については、大使館・領事館ではお答えできません。ESTAに関する一般的な質問は、米国国土安全保障省(DHS)、税関国境取締局(CBP)ウェブサイト をご参照ください。また、24時間対応のTravel Communications Center(1-202-325-8000)までお電話でお問合せ頂くか、CBP Info Center のオンラインフォームにてお問合せ頂けます。
ESTA申請に関する注意事項:
- ESTA申請書の記入にかかる平均時間は約23分です。
- すべての情報を正しく入力してください。入力情報の誤りによりESTAが却下された場合、米国大使館または領事館でビザ面接を受けていただく必要があります。
関連リンク:
- 米国国土安全保障省(DHS)がビザ免除プログラムでの更なる渡航制限を発表 (2016年2月18日)
- ESTAについてのQ&A
- ESTAに関するCBPのサイト (英文)
ESTA 知っておくべき6つのこと
下記の画像をクリックして、ESTA申請 で 失敗しないためのヒントを事前に読んでおきましょう。
村松社長
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