或る▼コラムを興味深く読ませて頂きましたが全く御尤もです、まずは見聞を広げて頂きたい、血気盛んな若者が海外旅行に行かない、或る大学に御用聞の如く深く入リ込んでいる旅行社の担当者が痛く嘆いていた、部活動での『国内合宿旅行にも行かなくてもいいんじゃないのん』と『コロナ禍前には、この時季多くの学生が海外旅行へ出掛けたもんです』、『それも仲の良い女学生二人でなんかの旅行もたくさん手配しました』と今夏の海外旅行は結構申し込みが有るとGW明けには算段していたそうですが『がっくりです』と肩を落とされていましが、そしてアクティブシニアもそうです、お金を持っている元気のええ高齢者も未だ未だコロナが怖いとデジタル運用の出入国要件のややこしさも拍車を掛けて、旅行への気持ちを萎えさせています

企業法人の海外出張も同様です、3年半もの間、海外出張に行かなくても、現地との商談は昨今の便利なデジタルツールで何の問題も無かった、なんと収益も上がった、『コロナ禍前までに多額の出張旅費を使って海外得意先に行っていたのはなんだったんだ』と社長が云う、海外の得意客先も円安のメリットがあるので日本へ出張旅行で行ってみたいと、逆に得意先から日本へ来るから、こちらから敢えて出ばる必要が無い

企業法人様の海外出張者の方々での商いが主戦場としている小規模旅行社の社長さんは、いつ廃業するかそのタイミングを見計らっています

日本人がいない!

▼バルセロナではCabify(キャビファイ)という配車アプリが人気となっていますが、これを利用してもタクシーを利用しても、ドライバーからはアジア系とみると必ず中国人かと聞かれ、「ちがう」と答えると韓国人かと聞かれました。

日本人と答えると多くの人が懐かしい目になって、「昔は日本人観光客も多かったのに」とつぶやいていたのがとても印象的でした。

バルセロナから他の都市に移動しても同じ状況です。

コロナについて主要国の中でも最後まで感染対策を行っていたことに加えて、今年も夏にかけて急速に円安が進行したことも、日本人の観光客の減少に大きく影響していると見ています。

円安がひど過ぎて、海外に出かけられない!

▼本人の海外渡航者数は2019年がピークとなって長期的に逓減していくと見ています。2019年時点でも国民の中でのパスポート所有率は日本人が23%と、米国の44%や英国の76%など他の先進主要国と比較して大きく低いレベルでした。

それがコロナ期間中にさらに下がり、昨年末時点では約17%と約6人に1人しか所有していないところまで下がっています。

 

 

 

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村松社長

旅行産業界に身を置いてはや45年。シンガポール航空社の日本でのB2Bリーディングカンパニーから京都の制御機器メーカー傘下旅行社を経て起業して以来早くも28年目に入りました。このコロナ禍で本当の旅行情報を発信するために旅行WEBマガジンを令和3年に立ち上げる。専門は海外の出張など。趣味:散歩ついでのお地蔵さん・神社お詣り、銭湯巡り、落語鑑賞、映画鑑賞。