このマガジンへ投稿の記事を書いているのが12月第二週でしたが、奇しくも韓国のチェジュ航空の航空機事故が12月末に起きた、原因はバードストライクとは云われいますが、なんからのメンテナンス上での不具合も指摘され出して、ボイスレコーダーはなんと、航空機製造メーカーであるアメリカへ移送されて現在、調査中です

今年はこんな事故が多くなるのでは?!と嫌な予感がしています、最大の理由は、老朽化した機材とそれを致し方なく運用しなければならない実情とそれをメンテをする人の不足、それに何よりも効率優先主義の(兎に角、余計な金を掛けない)弊害かも、メジャー航空会社と言っても油断は禁物

直接に搭乗者の見えないんですが、日々の愚直なまでの機体メンテと最新機材運用でのシンガポール航空が、同社の日本での最初の総代理販売店のリーディングカンパニーで働いて、シンガポール航空の安全への取り組みを観て来た者としては、掛け値なしで世界一の航空会社だと思っています

2022年12月20日に同社「日本就航50周年就航記念のクッキーを貰って下さいな」と同社大阪支店の日本人で一番偉い方からお電話直接頂いて同社のオフィスに行って、その記念品を頂いて以外、何にも頂いてないので、些か褒め過ぎへの賄賂は一切頂いていないので、リップサービスではございません(笑)

2025年航空業界に大きく関わる航空機不足での影響

・古い機材運用で事故確率UP

・燃費効率が悪い旧型旅客機運用で航空運賃高騰

*2024年新規機体納入数は1,254機(2018年は1,813機)

*2025年新規1,802機の納入が予想(従来予測2,293機)

現在、世界で運用している旅客機35,166機(ロシア機も含む)の14%(5000機)が格納庫で修理・点検・整備中

 

世界のメジャー航空会社の業界団体「国際航空運送協会」通称IATA(イアタ、アイアタ「70歳代の業界OBはそう云う)(International Air Transport Association)、今ではその存在価値は薄弱化されて、旦那衆の寄り合い場所と化したとの認識ですが、その団体が以下のレポートを出していますが、

そこから読み解ける事は2点、猿でもすぐに解るのが、前述の事故と運賃UP

 

Supply Chain Issues Continue to Negatively Impact Airline Performance into 2025

10DEC.2024

 

  • The number of “parked” aircraft is 14% (approximately 5,000 aircraft) of the total fleet (35,166 as at December 2024, including Russian-built aircraft). While this has improved recently, parked aircraft remain 4 percentage points higher than pre-pandemic levels (equivalent to some 1,600 aircraft). Of these, 700 (2% of the global fleet) are parked for engine inspections. We expect this situation to persist into 2025.

 

 

 

 

 

 

 

The following two tabs change content below.

村松社長

旅行産業界に身を置いてはや45年。シンガポール航空社の日本でのB2Bリーディングカンパニーから京都の制御機器メーカー傘下旅行社を経て起業して以来早くも28年目に入りました。このコロナ禍で本当の旅行情報を発信するために旅行WEBマガジンを令和3年に立ち上げる。専門は海外の出張など。趣味:散歩ついでのお地蔵さん・神社お詣り、銭湯巡り、落語鑑賞、映画鑑賞。