パリでも無く、ロンドンでも無く、ニューヨークでも無く、シンガポールでも無く、ジャカルタでも無く、バンコクでも無く、シドニーでも無く、香港でも無く、上海でも無く、北京でも無く、大連でもなく、大阪のおばちゃんには『それどこやねん?』の寧波(ネイハ)(ニンポウ)
関西の企業法人の中国出張先の多くはもう大都市上海でなく、その周辺・華東地区の他都市へと、どんどん広がって行っているのは久しいです、例えばもう30年近く前にシンガポール前リ・クワンユ首相の肝煎りで開発された上海市隣接省・江蘇省『蘇州』の蘇州工業園区工業団地などは典型的な出張先でした、その
上海や蘇州は言わずもがなですが、その華東地区他都市の無錫・合肥・寧波・杭州・南京も、中国では際立って可処分所得が高い地域です、手取り給料が多いと購買意欲が自然と旺盛になります
大阪の阪急百貨店が2018年秋に寧波への出店を準備していましたが延期になり・再延期2019年秋→更に再延期2020年秋→そしてコロナ禍真っ盛りの2021年春に再再再延長の末、開店しました
H2Oリテーリングのもう一方の阪神百貨店の方が、海外出店が早かった!
もう30年近く前に台湾・高雄市に1995年開業、台湾店舗名【漢神百貨店】
阪神百貨店は、ジャカルタ出店も考えていたと当時の老舗有名子供服メーカーのシンガポール支店の島田支店長さんから伺っていましたが、最終的にはもう一方の出店候補地の高雄市に開業、ホテルや事務所などが入居した複合テナントビルに
■寧波阪急
所在地/中華人民共和国浙江省寧波市東部新城核心区
延床面積/約17万㎡(5万1515坪) 地下1階、地上6階建て
登記投資総額/30億人民元(約590億円)
中国寧波に阪急百貨店開業 海外初出店 規模最大
2021/4/21 18:02
エイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングは2021年4月21日、中国・浙江省・寧波市に阪急百貨店の中国1号店をオープンした。
同社の百貨店が海外出店するのは初めてで、同社としては規模も最大となった。高級ブランドや日本関連の店舗を売りに富裕層を取り込み、年間30億元(約500億円)の売上高を目指す。
高級マンションやオフィスが並ぶエリアに立地し、地上6階、地下1階。売り場面積は11万6千平方メートル。テナントは計約380店。「ルイ・ヴィトン」などの高級ブランドが約50店。日系の食品、衣料品、雑貨、飲食の約70店を集めた。
「寧波阪急」は当初2018年の開業を予定していたが、工事の遅延や新型コロナウイルス感染拡大の影響でテナントの出店準備が遅れ、計画を3度にわたり変更。今月8日に一部が開業し、1、2階部分も16日にオープンした。
合わせて
寧波阪急の初年度売上高が30億元超え、「将来目標」達成の見通し
寧波阪急(運営は寧波阪急商業)は、将来的な年間売上高目標としていた30億元(約540億円)を開業初年度で超える見通しとなった。開店からラグジュアリーブランド、地下の日本食ゾーンが売り上げを引っ張っており、21年末に「エルメス」が開店し、さらに新たな富裕層客が増えて他フロアにも効果が波及している。
同店は21年4月8日に開業して約9カ月が経った。オープンから数カ月、寧波市民がこぞって来館して活況だった。特に地下1階の日本飲食ゾーン、スーパー・泉屋、1階のラグジュアリーブランド集積、2階の化粧品フロアは買い回り率が今も非常に高い。
繊研新聞社報道より
村松社長
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