(豪)オーストラリアへの渡航する為の渡航前の
Electronic Travel Authority (ETA 電子渡航許可)の付与が為されない件
日本の新型パスポートが、オーストラリア政府が提供している査証(ビザ)申請アプリ上で不具合を起こしている問題で、豪州内務省は2025年4月12日、取材に「問題の解決に向けて動いている」と回答した。豪州側は10日、日本の外務省に「48時間以内に回復する」と連絡していたが、12日午後時点でも不具合が続いている。
新型パスポート、豪州ビザアプリで不具合 日本外務省にも複数相談
河野光汰=ジャカルタ 里見稔
搭乗便、泣く泣く見送った! 新パスポート、豪州ビザ取得の不具合続く
ジャカルタ=河野光汰
乗るはずだった飛行機が出発する時刻が過ぎ、福岡市の女性(56)は羽田空港内で座ったまま動けずにいた。「ひざから下に力が入らず、立ち上がることができないんです」。ラグビーの23歳以下日本代表の豪州遠征メンバーに選ばれた大学4年の息子の試合観戦のため、12日夜の便で娘(28)とシドニーに向かう予定だった。
「サクラのジャージーに袖を通した息子の姿を見たい」と豪州への渡航を決め、旅行会社を通じて渡航費用など約50万円を支払ったという。
Electronic Travel Authority (ETA 電子渡航許可) Q&A
観光、知人・家族の訪問、出張・業務の目的でオーストラリアへ渡航される日本パスポートをお持ちの本人は「オーストラリアETAアプリ」を通してETA(電子渡航許可)を申請しなければなりません。「オーストラリアETAアプリ」はアップルストアやグーグルプレイストアから無料でダウンロードできます。現時点で旅行者はエージェントや航空会社などの代行サービスを通してETA(電子渡航許可)を申請することができません。