日本では新型コロナ禍の悪夢が徐々に薄れて行っている中、海外旅行者、特に企業法人の出張旅行の問い合わせが多くなって来ていると旧知の同業他社から聴きますが、それは

海外旅行専従の大手中規模旅行代理店では新型コロナ禍前2019年の実績からは50%〜よくて60%の扱いと、これが小規模・零細旅行代理店となりますと10%〜よくて30%と伺います、まだまだの状況が現状です

或る国では査証(ビザ)取得等への高いハードルがあります、このハードルは難儀極まりない作業です

出張猛者を自認する出張者は、過去の成功体験から現状を認識せずに何を勘違いしているのか、自動的にビザ申請すれば、査証(ビザ)が発給付与されるもんだと思っています

それがそうは問屋が卸しません、ビザ発給システムが数日システムダウンした事や自身で大使館(領事館)へ出向き生体登録(指紋、顔面のスキャニング)や事前審査などで数ケ月の月日を経ないと発給して頂けない国もあるのですが

査証(ビザ)発給付与が為されていないのに、勝手に渡航便を手配していたりなんて、びっくりする事が有ります、全くもって危機感が薄弱と申しますか、訪問させて貰う国への畏敬の念が全く無いです!

ビザ発給が為されない事もあるのですから(ビザ発給付与が却下された、その理由は説明されません、『ダメなものはダメです』ときっぱり申し渡されます)

小社では査証(ビザ)が正式に発給付与して頂いてからの航空便の手配をしています

まぁもっと正確に申しますと、入国の最終決定は、訪問先に到着して入国時の入国管理官の許可が為され無いと入国できません

 

まさに『喉元過ぎれば・・・』古の人の言い伝えです

 

ビザ(査証)とは?

  • 査証とは、旅行しようとする国の在外公館(大使館・領事館)が、旅行者が所持する旅券(パスポート)の有効性と訪問者の訪問先国への入国資格(過去に訪問先国で犯罪などを起こしていない等)を有している人物か等について審査し、自国への入国に関する認定の証としての旅行前の事前認証の事をいい、通常は旅券の「査証欄」に押印(現在はシール形状の査証)されて示されます、別紙ビザと言って、査証欄に押印(シール貼付)しない場合もあります

 

 

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村松社長

旅行産業界に身を置いてはや45年。シンガポール航空社の日本でのB2Bリーディングカンパニーから京都の制御機器メーカー傘下旅行社を経て起業して以来早くも28年目に入りました。このコロナ禍で本当の旅行情報を発信するために旅行WEBマガジンを令和3年に立ち上げる。専門は海外の出張など。趣味:散歩ついでのお地蔵さん・神社お詣り、銭湯巡り、落語鑑賞、映画鑑賞。