万事、効率と云うことが優先で今や高級ホテルですら、ホテル内の全ての業務を自前のプロパー社員で熟しているホテルなど存在しない、例えば日々大量に出る室内等のクリーニング業務、コーヒーショップで供されるスイーツ各種を創るのが本来はホテル内料理人だが現在は外部委託したスイーツ店から仕入れ、ベットメーキングをする客室係、玄関口のドアマンやベルスタッフ、宴会場での接客係、ホテル内の料飲部門も外部委託運営で直営レストランや直営喫茶室なんて、ひょっとして存在していないかも?
かつては東京の高級ホテルのドアマンに常連客の名前を全て記憶していて、『⭕️⭕️様、お久しぶりです、その後ご体調は如何でいらっしゃいますか』なんて、客の琴線に触れるさりげないが慇懃無礼でも無いフレンドリー対応に客と会話が出来る伝説のドアマンがいたが、それもホテルの直接雇用だから、雇われている側も自然と自分が働いているホテルに愛着が湧き、高い職業意識も養われますが、アルバイトならそうはいきませんね
「今頃何言ってるのん」だが、上質ホテルが醸し出す、えも言われぬ上等なサービスはプロバー社員による、そのホテルが長年培って来たサービスの遺伝子の継承に他ならないのだが、万事なんでも効率化と云う名の下に、そんなもんはもう雲散霧消となってしました、過度の期待はもうしない方がい
「迷惑電話の報復か」中国人観光客が日本人の“塩対応”に困惑…処理水問題とは別の根深い理由
The following two tabs change content below.
村松社長
旅行産業界に身を置いてはや45年。シンガポール航空社の日本でのB2Bリーディングカンパニーから京都の制御機器メーカー傘下旅行社を経て起業して以来早くも28年目に入りました。このコロナ禍で本当の旅行情報を発信するために旅行WEBマガジンを令和3年に立ち上げる。専門は海外の出張など。趣味:散歩ついでのお地蔵さん・神社お詣り、銭湯巡り、映画鑑賞。
最新記事 by 村松社長 (全て見る)
- まさかこの時季にストですか、この時季だからこそその効果は抜群かと - 2024年11月24日
- 正式発表です - 2024年11月23日
- インバウンド客はいる、車両も在る、しかし運転手がいない - 2024年11月23日
- 譲歩した借りは返して貰う、それは血を見る事に! - 2024年11月23日
- 流石に4年間は長かったが、やっとドアーは開かれた - 2024年11月22日