2021年暮れ、旅行会社の所轄の国の役所のトップ斉藤国交相が『刑事告訴も視野に入れて・・」 と息巻いて報道陣を目の前にコメントしていましたが、とどのつまり、うやむやになりました、そして今回の業界のJTB社とかつては2強と云われた雄の旅行代理店が警察の強制捜査とは、なんだかその扱いに、とても訝しんさを感じますが、国民の血税を不正に盗ったことによる罪である詐欺罪には変わりがないのですが、これってどうなの?????

旧知の業界OBに伺ったら『11億円と14億円違いですね』と笑うに笑えない事をおっしゃていましたが

なんだか近ツー社が司直の強制捜査とはその社会的なインパクトは相当なもんだと、思います

 

 

HIS子会社の不正 最大約11億円余の給付申請 、  刑事告訴も視野へ

旅行大手のエイチ・アイ・エスの子会社が、観光需要の喚起策、「Go Toトラベル」の給付金を不正に受給していた問題で、子会社が不正に給付申請するなどした額は、最大で11億4000万円余りに上ることが分かり、観光庁は刑事告訴も視野に調査を進めています。

エイチ・アイ・エスの子会社の「ミキ・ツーリスト」と「ジャパンホリデートラベル」の2社が宿泊の実態がないにもかかわらずGo Toトラベルの給付金を不正に受給していた問題で、観光庁とGo Toトラベルの運営事務局がこれまでの調査状況を公表しました。

それによりますと、子会社2社は、エイチ・アイ・エスの元社長が社長を務めるホテル運営会社とともに、合わせて最大で11億4100万円余りを不正に給付申請するなどしたとしています。

 

 

近畿日本ツーリスト、警察が詐欺の疑いで大阪などの支店を捜索

近畿日本ツーリストが、自治体などから委託を受けた新型コロナのワクチン接種のコールセンター業務で人件費を偽り過大に請求していた問題で、警察が6月1日、詐欺の疑いで大阪市や静岡市にある支店を捜索したことが、捜査関係者への取材でわかりました。

捜索を受けたのは、近畿日本ツーリストの大阪 浪速区や、静岡市にある支店です。

近畿日本ツーリストは、新型コロナのワクチン接種のコールセンター業務で人件費を偽り、東大阪市など全国の自治体などに、少なくともおよそ14億7000万円を過大に請求していたことが会社の調査で明らかになっています

それによりますと、大阪 浪速区の支店では、再委託先の会社に東大阪市の指定よりも少ないオペレーターの人数を発注し、市にはもとの人数の人件費を請求していたということです。

さらに再委託先には、勤務実績の改ざんを依頼していたということです。

捜査関係者によりますと、この問題で警察が6月1日、大阪 浪速区や静岡市にある支店を詐欺の疑いで捜索したということで、資料を押収するなどして詳しいいきさつを調べることにしています。

KNT-CTホールディングス社長「心よりおわびします」
親会社のKNT-CTホールディングスの米田昭正社長は、1日の決算会見の冒頭で「関係者や社会の皆様に、多大なご迷惑とご心配をおかけしていることに心より、深くおわびします」と陳謝しました。

そのうえで、警察が1日、詐欺の疑いで近畿日本ツーリストの大阪市や静岡市などの支店に家宅捜索に入ったことについて、米田社長は「警察の捜査が入ったことは誠に遺憾で、責任を痛感している。警察の捜査には、全面的に協力するよう、指示を出した」と述べました。

また、近畿日本ツーリストは、5月2日の記者会見で、最大でおよそ16億円を過大請求した可能性があるとしていましたが、会社側はこれまでの調査で過大請求の可能性があるのは、最大でおよそ14億7000万円だと発表しました。
近畿日本ツーリスト「捜査に全面的に協力」
これについて近畿日本ツーリストは、「警察の捜査に全面的に協力させていただきます」とコメントしています。

 

 

 

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村松社長

旅行産業界に身を置いてはや45年。シンガポール航空社の日本でのB2Bリーディングカンパニーから京都の制御機器メーカー傘下旅行社を経て起業して以来早くも28年目に入りました。このコロナ禍で本当の旅行情報を発信するために旅行WEBマガジンを令和3年に立ち上げる。専門は海外の出張など。趣味:散歩ついでのお地蔵さん・神社お詣り、銭湯巡り、映画鑑賞。