旅行社といっても、既存の旅行代理店の軒を借りて営業されている個人事業主の人たちを旅行業界用語で『ソリスター』と云います、その『ソリスター』と云う俗称名は

音楽界(オーケストラ)や舞踊界(クラシックバレエ)での独奏者・独唱者・独演者の『ソリスト』からきています

歩合制契約社員とでも

概ねその雇用条件は

1)一切の社会保険加入無し

2)営業交通費及び通勤交通費は無し

3)半年ごとの契約更新

4)歩合の割合は折半(利益の50%が本人、残り50%が会社)

5)会社には一応机は設置して貰える

6)通信費無し(なので自身の携帯をフル活用)

下世話な言い回しなら一匹狼とでも、男性は勿論、女性もおられます、年齢も40歳代、50歳代、60歳代、70歳代、コロナ禍前には80歳代の方も僕はその人たちをたくさん知っています、皆さんご自身でとても良い(善い)お客様を抱えておられて、質の高い仕事を熟されています、だからこそお客様が付いてられます

旅行社の看板を借りてられているのは、たくさんの運転資金の立替が要るからで、出来れば皆さん自分で会社を運営されたと思っていますが、立替金は旅行社の場合はその利益の割には、めっぽう多額です

ある旅行代理店のソリスターさん、【月次支援金】の支給が遅いため、サポートセンターで、大声で恫喝されたそうです、賢明な氏ですので、大声で正論を吐いてもどうにもならない事は百も承知ですが、居ても立っても居られないくらい、のんびりしている役所の対応に郷を煮やしてのことだと思います

 

 

その後、直ぐに支援金は入金されたそうです

皆さん、旅行社のサラリーマンの様に雇用調整助成金の恩恵には与かれません一匹狼その日の生活が掛かっていますので、怒るのも無理はありませんね

どんどん恫喝為されて下さい! 僕も恫喝しています(笑

 

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村松社長

旅行産業界に身を置いてはや45年。シンガポール航空社の日本でのB2Bリーディングカンパニーから京都の制御機器メーカー傘下旅行社を経て起業して以来早くも28年目に入りました。このコロナ禍で本当の旅行情報を発信するために旅行WEBマガジンを令和3年に立ち上げる。専門は海外の出張など。趣味:散歩ついでのお地蔵さん・神社お詣り、銭湯巡り、落語鑑賞、映画鑑賞。