旅行代理店の雇用維持がとても不安定でした2020年の年末を思い出します、この先どのくらい新型コロナ禍が続くのか先が見通しできない年の瀬でした、そして真っ先に首を切られたのが契約社員でした

そして2024年の年末です、2022年末頃から徐々に動き出した、関西企業法人の一番の出張先国の中国ですが、査証(ビザ)の取得が義務付けられていました、その査証(ビザ)取得が難儀極まりなかったです、現地訪問先からの招聘状、これには色々な必要な内容項目が沢山あり、100項目近くの個人情報の届出、生体登録(両手指10本の指紋登録や、顔面のスキャニング)が有り、取得するのに、申請準備に取り掛かってから2ケ月位要していましたから、

2ヶ月間はほぼその段取りに業務は拘束状態です、そんな神経質なビザ業務でした、会社を存続させる為に整理解雇したので、それを担う人員が足りず、契約社員として新たに雇用しましたが、

また元の木阿弥で中国無査証(ノービザ)での渡航再開で、短期契約で雇用されていた人達が首になりますね、だってビザ業務が多忙なので臨時採用していたわけですから

或る大手旅行代理店OBの方から『使い捨てられるんやわ、お気の毒にねぇ』と意見交換時に呟いておられました、氏も新型コロナ禍の渦中で契約社員の契約を打ち切られて、2020年に解雇となった口です

5年近く続いた、中国渡航時のビザ取得業務が無くなりました、それを担っていた契約社員も必要ない、切ないですねぇ

 

日本に設置されている、中国政府の代表機関である中国大使館情報から

 

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村松社長

旅行産業界に身を置いてはや45年。シンガポール航空社の日本でのB2Bリーディングカンパニーから京都の制御機器メーカー傘下旅行社を経て起業して以来早くも28年目に入りました。このコロナ禍で本当の旅行情報を発信するために旅行WEBマガジンを令和3年に立ち上げる。専門は海外の出張など。趣味:散歩ついでのお地蔵さん・神社お詣り、銭湯巡り、落語鑑賞、映画鑑賞。