祖父が海外で小さなホテルを経営(物件所有し、自ら掃除や荷物運びや、経理や雑務もこなし)して、そこで下働きとして伯母や父も手伝っていたので、小生が幼い頃には、祖父は泊まって貰って「快適で楽しかった・良かった」と思ってもらえる想いでそのホテルを経営していたと伯母と父からよく聴いたものですが、また叔父は請われて国際観光旅館の経理GMをしていて、旅館の経営は細かなとこまで、オーナーの想いが行き届いているなら成功すると、しかし付け焼き刃での経営は失敗すると云ってました
祖父の一ホテル屋として想いから、小生には以下の転売は所有から『運営』なるのコメントにはホテル屋としては詭弁と映りました、愚直なまでに逗留して貰って良かったと思って貰える為には経営と運営とは一枚岩でなくてはならないと常々私は考えています、単に物件を転がしては金儲けするのは銀行屋に任せて置けば良いのです
それだけ宿泊施設はオーナーが所有してそのオーナーの宿泊施設への想い(哲学)で運営して初めて、お客様への熱き想いが伝わると常々考えていますが、ホテル屋はホテル屋で良いのです
昨今はどうやらそんな想いは御花畑で、優良な物件をいかに安く買って高く転売するそんなのがホテル経営だと憚らないホテル経営者が囃子立てられていますが、「俺のとは違うなぁー」と思っています、所有と運営とは表裏一体、そんな宿泊施設が一番だと思っています
日本独特の文化の旅館と言う宿泊施設、その旅館の女将が、玄関口で出迎えて、自ら部屋に客を案内して、調理場に立って板長にあれやこれやと指示して、配膳もして、最後は会計も務め、最後の最後に玄関先でお見送りして、そんな一生懸命に働いている姿を拝見して、「好きなんだなぁ」、「お客さんを接遇する仕事が」そんな旅館に出逢えたなら、もうそれは、至福のひとと時です
星野リゾートがトマムを中国系に売った理由
2015年10月
村松社長
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