旧知の貿易会社ではベトナムから或る機械へ搭載するパーツを仕入れていますが、それが入って来ないので、アメリカ向けの同社のそのパーツを搭載した機械が輸出できない、しかし例え輸出できたとしても今度はそれが現地に着かない、いや着くべくコンテナが無いと。こんな状況は輸出業者では起っています、先様はどうしても欲しい機械なのでいつまでも待つと、有難い話ですね
コロナ禍を顧みて小生が属する旅行産業界ですが、国からの雇用調整助成金不正受給や国が救ってやろうと手を差し伸べた施策(GOーTOキャンペーン)での不正請求での支援金不正受給とそれも、誰もが知っている大手旅行社や業界団体の会長が勤務している旅行社がやっていたとは、それも社員からのリークに対して、未だ自浄作用もなく、まるでなかったかの様な雲散霧散状態になりそうな気配
こんな体たらくな業界を誰も助けてやろうとは思いませんよね
旅行代理店総数の約65%〜75%(コロナ禍前)が数名から多くても20人位規模での営業の零細中小企業、それらの多くの旅行社は歯を食いしばって生き残れる様に頑張っていますが『不正で生き残っているかの様に一般の方から見られていると思うと悔しくて』齢・70歳、40年以上も細々と続けておられる【旅行】と言う商材で商売され続けておられる社長さんが、おっしゃてられました、小生も同感です、ほんと情けないです
100年に一度とでもいわれる今回の流行り病騒動ですが、虚業とでも言っても過言じゃ無い感が見えた旅行産業はまさに、存在の耐えられない軽さの業界です
腹が無い友人は云った【旅行って】『余暇産業、コロナ禍じゃ誰も困らないし』・『なくてもええやん!』
そんな業界に比べて・・・
焦点:日本企業に再び供給網混乱の現実味、ベトナムまた感染者急増
生産拠点が集積するベトナムで新型コロナウイルスの感染が再び急拡大し、復旧しつつある日本企業の供給網(サプライチェーン)に影響が出始めた。経済活動が止まった今夏のような厳格なロックダウン(都市封鎖)を避けるよう、日本企業はベトナム側に働きかけてきたが、足元の新規感染者数は過去最多を更新。夏から秋に起きた混乱を脳裏に浮かべながら今後の成り行きを見守っている。
<「もう経済を止めるな」>
ロイターの集計によると、ベトナムの新規感染者数は1日平均1万7993件。他の東南アジア各国がピーク時を大きく下回る水準で抑え込みに成功しているにも関わらず、同国は11月29日に今夏のピークを突破し、12月に入って勢いが増してきた。
地方の出稼ぎ労働者を中心に、十分な仕事がないことや感染を避けるため、いったん都市部から退避する「コロナ疎開」とも言える事態も発生。人手が確保できずに一部で工場が止まり始めた。
現地の日本大使館によると、首都ハノイは市内の複数地域で感染リスク評価を4段階中2番目に高い「レベル3」に引き上げた。最高の「レベル4」となれば、交通制限や隔離といった規制措置が行われる。
進出する日本企業関係者の脳裏には、今夏に起きたサプライチェーンの混乱がよみがえる。ベトナム政府が実施したロックダウンは食料品の買い出しまで制限する世界的にも極めて厳しいもので、国内の経済活動はほぼ全面停止。7─9月期の国内総生産(GDP)は過去最大の落ち込みを記録し、日本企業も調達先の工場が止まるなどして大きな打撃を受けた。
1000社超が加盟するホーチミン日本商工会議所が11月にしたアンケートによると、半数の企業で今夏の操業率が50%を割り込んだ。ある外食チェーンの社長は「経済を止めることだけは、もうやめてほしい」と訴える。
<ロックダウン解除後に第5波>
グローバルサプライチェーンへの参画で経済成長を目指すベトナム政府は、進出する日本企業と定期的に対話の場を設けている。ファム・ミン・チン首相やマイ・ティエン・ズン政府事務所長(官房長官)ら、政府高官も出席して投資環境の向上に向けて耳を傾けており、日本側はこうした場を通じてコロナ規制の緩和を要望してきた。
現地で複数の拠点を展開する日本電産もその1社で、永守重信会長は10月の決算会見の席上、「(従業員数)5000人の工場で、ひとりでも感染者が出たら閉鎖というのはやり過ぎだ。そんなことをしてたら工場が全部出ていきますよ、と(ベトナム側に)再三言った」ことを明らかにした。
景気の冷え込みを危惧したベトナム政府は、9月に厳格なロックダウンを緩和。経済活動が正常化し始めた矢先、再びコロナの波が襲った。12月から挽回生産で日本国内の工場をすべて稼働する予定だったトヨタ自動車は、ベトナムの調達先で従業員の出勤率が低下していることなどを理由に、一部のラインを再び停止する事態に追い込まれた。影響は1月も続くとみている。
<代替できない投資先>
日本企業はここ20年、市場開放を進めたベトナムとの関係を急速に強めてきた。1990年に50位だった日本の対ベトナム貿易取引額は2020年に7位まで浮上し、中国一極集中リスクの分散先として代表的な存在だったタイに肉薄している。
依存度を高めたことによるリスクがコロナで顕在化したものの、政治の安定や高い教育水準などは代替できないとみる日本企業が少なくない。半導体製造装置やロケットなど幅広い分野へバルブを提供するフジキン(大阪府大阪市)の野島新也社長は「地政学的にも経済的にも安全で安心な国。世界のサプライチェーンの中で、重要な役割を果たせる国だと感じる」と話す。
ホーチミン日本商工会議所のアンケートによると、コロナの感染拡大以降にベトナム国外へ移転した企業は、一時退避を含めても10%程度にとどまっている。今回の感染者の急増には「ある程度のロックダウン再開はやむを得ない状況となりつつあるが、前回のような超厳格措置はないようにしてほしいし、ないと信じている」(現地日本企業の幹部)との声が出ていた。
日本貿易振興機構(ジェトロ)の中島丈雄ハノイ事務所長は「今夏のサプライチェーンの混乱で、進出国への支援が重要であることが明らかになった。日本政府もワクチンを多数供与したが、進出を決めたらその国の発展を支援する、相互協力が必要になる」と指摘する。
村松社長
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