大阪府は2022年2月16日、新たに1万2467人が新型コロナウイルスに感染、38人の死亡を確認したと発表しました。

また府は、新型コロナウイルス対策本部会議を開き、まん延防止等重点措置の延長を政府に要請する方針を決定しました。

感染拡大が続く、大阪。観光業も苦しい日々が続きます。 借金を抱えながらも、新たな道に挑んでいます。

【日本城タクシー坂本篤紀社長】

「バス減ってるやろ。7台あって、維持のためにずっと動かさないと。意味なく関空まで走って帰ってくる…」 そう話すのは、観光バスを走らせる会社の社長。

【日本城タクシー坂本篤紀社長】

「(パソコン見ながら)全滅。一瞬、去年の10月くらいにパラパラと仕事が入ったのに、パラパラで終わりですわ…火の車というか、火が付いた自転車みたいになってる…」 軸足を置くタクシー事業の売り上げも、以前より4割減っています。 コロナで作った借金が2億円。 それでも従業員の雇用を守り続けています。

【日本城タクシー坂本篤紀社長】

「コロナの間で、実は会社の規模が倍になっている。買収と言ったら聞こえがいい。経営を投げ出す人がいる。本当は借金も倍、従業員も倍になっている。仕方がない…もし放ってしまえば、みな路頭に迷う」 コロナ下で廃業した同業社の従業員も受け入れています。

雇用を守るため、去年始めたのが… 「たまに焼くで!邪魔しにね(笑)」 なんと、ベビーカステラ屋さん。

知り合いの露天商の話からひらめきました。

今では、タクシー1台分を稼いでいます。

【日本城タクシー坂本篤紀社長】

「チョーうまい。まさかこれに支えられるとは思っていなかった。」

【タクシー運転手】

「厳しい状況だけど、会社経営者の社長が一生懸命動いてるのでついていこうという気持ちになる」

【日本城タクシー坂本篤紀社長】

「まだまだバスも旅行も回復しないやんか。仕事を増やしていくしかない。仕事を探してくるのも、仕事じゃないかな…ダメや言うても、誰も助けてくれへんやん…自力、自力!」

 

大阪・まん延防止延長で苦境の観光業…借金2億円も雇用守る!誰も助けてくれへん…自力

 

配信

テレビ大阪ニュースより

 

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村松社長

旅行産業界に身を置いてはや45年。シンガポール航空社の日本でのB2Bリーディングカンパニーから京都の制御機器メーカー傘下旅行社を経て起業して以来早くも28年目に入りました。このコロナ禍で本当の旅行情報を発信するために旅行WEBマガジンを令和3年に立ち上げる。専門は海外の出張など。趣味:散歩ついでのお地蔵さん・神社お詣り、銭湯巡り、映画鑑賞。