タイトルは些か刺激的ですが、昨今のなんでもデジタル化による「無機質」な対応を揶揄します、

兎に角、人手不足や効率化という錦の御旗の元に、デジタル対応がそっけ無いです、提供する側の論理ですが、扱っているのは人間なので、提供される対応には人間味を持って対応して欲しいのですが、

何の事となりますが、航空会社の人的対応の事です

サービス業の現場で業務を進める手順の効率化、世に言うDX化が加速しています、

サービス業の一丁目一番地は、人手を掛ける事です、人的サービス(〓ヒューマンタッチサービス)を提供する事がサービス業の肝ですが、どうやら、どこで履き違えたのか、昨今のサービス業の現場ではそれどころか人そのものが居ません

以下のコラムの空輸運送事業者、『人』を運ぶ仕事、まぁ「物」を運ぶ部門も在るから、

これだけ利益を上げる為に効率化が問われると、扱っているのが『人』である事を忘れて人を人とも思わなくなり、まるで「物」として扱う様になって来ています昨今

代表的な例が、電話対応ですが、ワンコールじゃ、担当者の肉性が直ぐに聴けませんね、先ず自動音声での対応です、「この通話は、サービス向上の為に録音させて頂いております」「1番を押して下さい」「2番押して下さい」そしてやっと繋がったと思ったら「只今オペレーターを呼び出しております」挙句「只今、相当混み合っております、オペレーターが対応させて頂きますのにおおよそ45分掛かります」なんてのが日常です

直近ですが、お客さんが機内でワイヤレスイヤホンを座席の置き忘れましたが、こちらで対応させて頂きたいのですが、あれやこれやとお伺い致しますので、無くされた方から直接、状況を伺いますので、お客様自身からお電話下さいと、にべもない、担当窓口の電話番号をご案内しましたが、案の定ですが、電話が全く繋がらない

 

「JALデジタル」2025年4月始動 IT部隊を集約、1000人超に

日本航空(JAL)は2025年2月26日、IT(情報技術)部門の組織体制を一体化すると発表した。IT子会社のJALインフォテックを同年4月1日付で「JALデジタル」に社名変更。JAL本体のIT部門であるデジタルテクノロジー本部に所属する社員の大半を、翌26年4月までにJALデジタルへ段階的に出向させ集約する。JALグループの情報システム基盤の安定稼働を維持しつつ、DX(デジタル変革)を加速させる…

The following two tabs change content below.

村松社長

旅行産業界に身を置いてはや46年。シンガポール航空社の日本でのB2Bリーディングカンパニーから京都の制御機器メーカー傘下旅行社を経て起業して以来2026年2月には早くも30年を迎えます。このコロナ禍で本当の旅行情報を発信するために旅行WEBマガジンを令和3年に立ち上げる。専門は海外の出張など。趣味:散歩ついでのお地蔵さん・神社お詣り、銭湯巡り、落語鑑賞、映画鑑賞。