ご存知タイ国の事実上の国営航空会社が『タイ国際航空」ですが、コロナ禍拡大の2020年GW明けに倒産をしています

今は民間企業資本下での経営再建中ですが、これがとんでもない、負の遺産として旅行代理店に未だに迷惑を掛けています

当社は既の所でその難を避けることができましたが、その負の遺産とは、支払った航空券の払い戻しが未だに受けれない事です

小売の多くの旅行代理店は、現在は国際線航空券の購入は運航している航空会社の総旅行代理店を通じて購入ですが、

この10年でその購入への商習慣が変わり、先払いが当たり前となりました、企業法人相手の旅行代理店の商習慣も様変わりで企業も旅行代理店への支払いは旅行前となっています(但し、超一流企業では出張量も尋常ではないので月決めの締め払いの商習慣が続いてますが)

旅行社はコロナ禍での旅行取り消しのお客様には、即払い戻しをしなければならないですが、(当たり前)タイ航空からは払い戻しを受けれないので、未だに二重払いとなっているの旅行代理店がまだ存在します

特に中小零細旅行社は、手元に潤沢な現金資金がなければ、商いは瞬時にて出来なくなります、(旅行業に手形で支払うと云う商習慣はありません)自転車操業とはよく云ったもんで、小規模零細旅行代理では、まさに身の丈での商いとなります、大きな商いをしたくても、立て替え金が多額に要るとなると、リスクが生じます

特に、近年の旅行が不可抗力が強くなっている状況では、銀行からお金を借りてまでする商売ではないので、市中の八百屋やたこ焼き屋同様、コツコツと手持ち金でしか商いが出来ない状況です

合わせて、

タイ航空が経営破綻した、「自業自得」の理由とは

 

経済誌・週間ダイヤモンド誌/2020年5月22日号より

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村松社長

旅行産業界に身を置いてはや45年。シンガポール航空社の日本でのB2Bリーディングカンパニーから京都の制御機器メーカー傘下旅行社を経て起業して以来早くも28年目に入りました。このコロナ禍で本当の旅行情報を発信するために旅行WEBマガジンを令和3年に立ち上げる。専門は海外の出張など。趣味:散歩ついでのお地蔵さん・神社お詣り、銭湯巡り、落語鑑賞、映画鑑賞。