シンガポールは「明るい北朝鮮」とか、その独裁国家ぶりをそんな形容詞をつけて揶揄する向きも有りますが、淡路島ほどの面積の小国家で、別段に特質した資源や目を見張る産業も無いそんな国を、建国の父であるリークアンユ首相は強力なリーダーシップを持って多種の仕掛け(〓法律「R&D企業誘致への法人税減税」や都市整備など)を作って引っ張り、その子の現在の首相リーシェンロンもそのやり方を踏襲して60年近くやって来ました、今回その一例が又、具現化されました、それは

アメリカのカントリーウエスタン歌手『テイラー・スウィフト』が2024年3月2日から4日に掛けて「シンガポール国立競技場」でコンサートを開きましたが

 

 

 

それは、大いなる経済効果を同国にもたらしました

シンガポール通貨庁が、2024年4月26日に公開した半年次マクロ経済レビューで、2024年1~3月期の同国経済について、主力の製造業と金融業が不振だったものの、テーラースイフトの大規模コンサートでの観光関連の消費の盛り上がりが相当経済を押し上げた

シンガポールの今年第1四半期のGDPは2.9%拡大し、過去6四半期で最高に、さらにエコノミストらは同国の年間GDP成長率の予想を2.3%から2.5%に上方修正したと

 

 

しかしその効果を創出する為の、大いなる仕掛けをシンガポール政府自身が施していたとは、びっくりです

 

シンガポール首相、テイラー・スウィフトとの「密約」を認める

 

シンガポールのリー・シェンロン首相は2024年3月5日、今週同国でコンサートを開催中のテイラー・スウィフトと「独占的な契約」を結んだことを認め、政府の決定を擁護した。シンガポール政府は、スウィフトが他の東南アジア地域の国でツアーを行うことを差し止める契約を結んでいた。

「1公演あたり200万〜300万ドル」という金額は先月、タイのセター首相が「シンガポールが独占契約の見返りとして1公演につき最大300万ドルを支払った」との見方を示した際に初めて浮上していた。

スウィフトは2日から6日かけてシンガポールで6公演を予定しており、36万人が来場すると予想されている。

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村松社長

旅行産業界に身を置いてはや45年。シンガポール航空社の日本でのB2Bリーディングカンパニーから京都の制御機器メーカー傘下旅行社を経て起業して以来早くも28年目に入りました。このコロナ禍で本当の旅行情報を発信するために旅行WEBマガジンを令和3年に立ち上げる。専門は海外の出張など。趣味:散歩ついでのお地蔵さん・神社お詣り、銭湯巡り、落語鑑賞、映画鑑賞。