タイ政府の新型コロナウイルス感染症対策センター(CCSA)は、新型コロナウイルスワクチン接種完了者向けの隔離なし入国制度「テスト・アンド・ゴー(Test&Go)」で、入国者に義務付けている渡航前72時間以内のPCR検査を撤廃する見通しだ。

きょう2002年3月18日に決定する。17日付バンコクポストが伝えた。

保健省のキアッティプーム次官が16日、渡航前72時間以内のPCR検査の廃止などを柱とする制限緩和策をCCSAに提言したことを明らかにした。

旅行者は、タイに到着後にPCR検査を受け、到着から5日後に抗原検査キット(ATK)による検査を自ら行うことを求められる。また、テスト・アンド・ゴー制度の申請時に加入が義務付けられている医療保険の最低保証額は、5万米ドル(約575万円)から1万米ドルに引き下げられる見通しだ。

CCSAはこのほか、パブやバー、カラオケ店などのナイトエンターテインメントの営業再開についても検討するもよう。

保健省は先に、今年7月以降は新型コロナのパンデミック(世界的大流行)段階からエンデミック(一定の周期で繰り返される流行)段階に移行する方針を表明。7月までに4段階に分けて新型コロナ対策として実施しているさまざまな制限や義務の緩和を進めていく。

このうち、第1段階は3月12日から4月初めごろを想定しており、新規感染者数を横ばいに抑えることを目指している。

共同通信社傘下のニュース配信NNAニュースから

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村松社長

旅行産業界に身を置いてはや45年。シンガポール航空社の日本でのB2Bリーディングカンパニーから京都の制御機器メーカー傘下旅行社を経て起業して以来早くも28年目に入りました。このコロナ禍で本当の旅行情報を発信するために旅行WEBマガジンを令和3年に立ち上げる。専門は海外の出張など。趣味:散歩ついでのお地蔵さん・神社お詣り、銭湯巡り、映画鑑賞。