【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は２０２２年2月１９日、この日午前０時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数が前日午前０時の時点から１０万２２１１人増え、累計１８５万８００９人になったと発表した。１日当たりの新規感染者は過去最多となった前日（１０万９８３１人）に比べ７６２０人減ったが、２日連続で１０万人を上回った。

感染力の強い変異株「オミクロン株」の流行により、この日の新規感染者数は１週間前の１２日（５万４９４１人）の約２倍、２週間前の５日（３万６３６２人）の約２．８倍となった。

　政府は新型コロナの流行が今月末～来月初めにピークに達すると分析している。１日当たりの新規感染者数は２３日ごろ１３万人、来月２日ごろ１８万人に上ると予測した。

　重症・重篤患者は前日から２３人増の４０８人となった。４００人を上回るのは１月２４日以来となる。１月末から今月半ばまでは２００人台、１４日から５日間は３００人台となっていた。

　死者は７１人増え、計７３５４人となった。１日当たりの死者数が７０人を超えるのは１月１９日以来となる。

　在宅治療（自宅療養）中の人は４０万１１３７人で、前日に比べ４万９４４２人増えた。

　一方、１９日から来月１３日までの３週間は飲食店やカフェなどの施設の時短営業を午後９時までから午後１０時までに１時間延長する。ただ、私的な集まりの人数は従来通り最大６人までとする。