ややこしい旅行代理店(今や誰も知っている大手旅行社もかつてはやっていた)が、よく使う販売手法の今日的な『ステルスマーケティング』手法があります、同社口コミサイトなどを利用して、激安旅行商品(主に単品の航空券「それも海外旅行向け」)を宣伝販売する、それは深夜にそれも特定の時間帯を狙って、深夜や未明なら、多くの消費者はホームページを見ていなと考えて露出させる、そしてその時間を過ぎる(いわゆるタイムセール)と、そのモロ出しHP上広告は無くなっています^^;

廉価販売は競争なので勿論、よいのですが各航空会社が旅行代理店に座席を卸すにあたって信義に基づく価格での販売価格(いわゆる消費者向け最低販売価格「MCP」)を割って販売していた事が当時、多いに問題でした、つまり旅行代理店としては沢山航空座席を販売すると航空会社への販売実績が上がり、今後の仕入れ時の値決めをより有利に展開する事が出来るからなんですが規則違反はいけませんね、コロナ禍でも規則違反が多いに在りましたが、同業と一緒に旅行産業界を発展させるそんな経営理念(過去には大いに在りました)なんて微塵も無い、自社だけ儲かればええそんな経営哲学がそうさせたんですね

 

 

JAL社もステルス販売すればよかったのに、それとも昔ながらの店頭販売手法でお客さんを並ばせて(笑)しかし今やJAL社の店頭はもう存在しない

2023年3月9日(木)午前11時頃から当社も導入している、航空会社の座席代理販売予約基盤システム会社(アマデウス社)が提供している、予約システム「GDS」(アルテア:Altea)が稼働しなくなった、丁度、ベトナム向けの企業法人さんの航空座席の予約を作成している最中に、えらい迷惑でした、なんらかの不具合で仕事にならなかった(仕事は、殆どないのですが「爆笑」)

 

 

JALの予約サイト、接続できず、セールでアクセス集中

(更新)

日本航空(JAL)は9日午前、予約などをするウェブサイトにアクセスが集中し、ほぼ接続ができない状態になったと発表した。同日午前0時から国内線の運賃を片道6600円とするセールを始めてアクセスが増えたため。不具合は8日の午後11時50分ごろから始まり、9日の午前11時現在も続いている。

復旧の見通しは立っていない。ホームページのほか、4月12日以降の搭乗分に関するJALのウェブシステムでアクセスの混雑が発生した。このためホームページでの予約と、アプリでの4月12日以降の予約がしにくくなっている。JALは同日から運賃体系を変えるため、4月11日までの搭乗分と12日以降で異なるシステムを使用している。

電話での予約は受け付けている。4月11日までの搭乗分はアプリで通常通り予約できる。運航への影響はなく、サイバー攻撃の痕跡は確認していないという。JALは原因を調べた上で、システムの増強やセールの取り扱いなどについて検討するとしている。

 

JAL社は自社で開発・運用していた基幹システムをやめて、海外のシステム会社開発のシステムを採用(ANA社もです)

JAL社の日本国内線の基幹システムも外資系のクラウドシステムで今や運用

 

航空運賃全国一律6600円(片道)セール販売中のJAL社のお知らせ

上記リンク外れている場合は→ここ

 

 

ANA社は既に同様の赤札販売(終了)をしていました

全日本空輸(ANA)は2023年2月28日〜3月1日に、全ての国内線で一部座席の平日片道運賃が7000円になるセールをする。

搭乗期間は4月4日〜5月31日で、ゴールデンウイーク(GW)の期間(4月29日〜5月7日)は除く。日本航空(JAL)も3月9〜14日に、国内線の全路線で一部の座席を片道6600円(小児割引は4950円)とするセールをする。

ANAは2月28日午前0時から販売を始める。販売座席数には限りがある。土日は1万円とする。最大で9割引きになるという。2022年11〜12月にも、創立70周年を記念して片道7000円のセールをした。

今回は第2弾と位置づける。前回は1日当たりの売上高や販売座席数として過去最大規模のセールだった。今回も前回とおおむね同規模の座席を用意する。

JALも3月9日の午前0時からセールをする。同社としては異例の割引だという。搭乗期間は3月9〜11日の販売分が4月14日〜5月31日、3月12〜14日の販売分は6月1〜30日で、GW期間中は5月1〜2日分のみ販売する。

5月8日には新型コロナの感染症法上の扱いが「2類相当」から季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行する。JALの担当者は「5類移行などをにらんで旅行に行く機運を高めたい」と話す。セールの発表はANAのセールが始まる2営業日前の2月24日で、運賃は400円安くするなど対抗意識もにじむ。

4〜6月は大型連休を除くと搭乗率が比較的低い時期で、これまでも搭乗率を高めるため、一部の座席を格安で販売していた。国内線の需要はコロナ前の状況に戻っておらず、大規模なセールで観光などの需要の喚起につなげる。

 

ーーー>業界人向けのマニアック話

 

ANAは国内線航空券の予約や購入、搭乗手続きに使う旅客サービスシステムをスペインのアマデウス社が提供する「アマデウス アルテア」に切り替えると発表。ANAは国際線でアマデウスを導入済み(2015年)で、2025年度から2026年度にかけて1つのプラットフォームに統合する。

アマデウスは世界200社以上が導入し、実質的な業界標準システムとなっている

上記情報全文は→ここ

 

小生は前職時代にアメリカン航空の予約基盤システム(セーバー:Sabre)と併用利用のANAの予約システム(able)を利用していましたが、これがとても面倒臭かった

 

 

 

 

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村松社長

旅行産業界に身を置いてはや45年。シンガポール航空社の日本でのB2Bリーディングカンパニーから京都の制御機器メーカー傘下旅行社を経て起業して以来早くも28年目に入りました。このコロナ禍で本当の旅行情報を発信するために旅行WEBマガジンを令和3年に立ち上げる。専門は海外の出張など。趣味:散歩ついでのお地蔵さん・神社お詣り、銭湯巡り、映画鑑賞。