ChatGPTの話題が囃し立てられていますが,旅行代理店のコロナ禍前10年前はコンサルティングの仕事に業界がシフトして只々,廉価な料金を追っている商売はもう立ち行かなくなっていました,そこで旅行代理店ではお客様各々に寄り添う営業にシフトしました,いわゆるヒューマンタッチ営業でした,しかし襲って来たコロナは,人と人を分断する災難で,旅行などもってのほかとばかりに,コンサルをメインに丁寧さを売りもんの旅行代理店はひとたまりもなくコロナに潰されてしました,今残っているのはバックボーンに強靭な親会社を持った大手旅行社ですが

その大手も肝心な,懇切丁寧に対応(コンサル)できる人が辞めて(辞めさせられて)しまって,少ない人員ではコロナ禍前の様な親切丁寧な業務が立ち行かない状態です

コロナ禍が明けて,企業法人さまの出張旅行の足音が徐々に聴こえ出しては来ておりますが,その音は未だ未だ遠くからです,とてもお問い合わせが多くはなっておりますが,そのお問い合わせの殆どが他社との料金比較ばかりです,もう40年近くお付き合い頂いており忌憚無くお話できる間柄の企業法人の方に伺いますと

旧知の方『うちのスタッフは色々な旅行代理店に聞きまくっているよ』

小生『何故ですか?」

旧知の方『返事がネットからのメールで,どこも要領を得ないからだわ』,『確かに料金は御社と比べて格段に安いんですが(笑』

小生「当社は手前味噌ですが,愛の在る対応ですから,その分料金も格段に高いですので」

旧知の方『よく言うね(笑)』,『俺が社長ならおたくとこ使ってあげたいんだけど』,『社長はもう代が変わって,一銭でも安い所を使えていうからね』

小生「お気持ちありがとうございます」,「それが現実ですから」,

旧知の方『出張旅費が高いなら,その旅費を稼ぎ出してくる以上の仕事を現地で取ってくりゃええ事だけどなぁ,昔はみんなそんな意気込みで,任せて安心で仕事ぶりが丁寧な御社を使っていたけどな』

小生「こちらも,その意気込みに応えての意気に感じる,お仕事たくさんさせていただきましたら,楽しかったです」

 

 

2023年、観光業界は「再生」するのか、人材不足などの課題も

毎度お世話になっております旅行業界の専門誌「トラベルビジョン誌」の岡田社長様から上記のタイトルのマガジンをお年初に惠送頂きました,岡田様ありがとうございます

 

🔻そこでのchiyoda261さんのコメントが秀逸でした

たかが「人」 されど「人」なのだと考えます。
数字ばかりを追っていると いざという時に足元をすくわれることになる。

 

 

 

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村松社長

旅行産業界に身を置いてはや45年。シンガポール航空社の日本でのB2Bリーディングカンパニーから京都の制御機器メーカー傘下旅行社を経て起業して以来早くも28年目に入りました。このコロナ禍で本当の旅行情報を発信するために旅行WEBマガジンを令和3年に立ち上げる。専門は海外の出張など。趣味:散歩ついでのお地蔵さん・神社お詣り、銭湯巡り、落語鑑賞、映画鑑賞。