先日、80歳越えの神姫バスガイドOB和子さんにずぅ〜と「今が一番大切です」とアドバイスしていたお話です

彼女もそれをたくさんのご友人に云って来れてました、彼女のお知り合いの90歳越えの旅行好きのお爺いちゃん、

コロナ禍でこの1年半以上、何処へも行けず悶々とされていたが、達てのお願いで、子供夫婦とその子供つまりお孫さん達と総勢6人で1泊2日の温泉旅行に、帰りのワゴンカーの中で

お爺ちゃんが『とっても楽しかたわぁ』の連発で、家族みんなで『良かった良かった』と和気藹々と休憩で立ち寄った道の駅で、お爺ちゃんは疲れたから「わしは、クルマで高校野球見とる」と皆さんはお土産もんを品定めに、車に戻ったら、お爺ちゃんの様子がなんだか変、なんと亡くなっていたと!

ここから笑うに笑えない事に、『さっき通り過ぎた警察へ行こう』と遺体と化した?!お爺ちゃんと一緒に警察署へ、やはりもう絶命されていたと

無事、なんのお咎めもなく、そのまま遺体と共に帰宅

なんと幸せなお爺ちゃん

物には『旬』が在ります、『旬は頃合い』です、つまり『時機』です、人の人生にも旬が在ります、身体が動くうちです

身体がなんの支障もなく動く、少しの旅でももまだまだ元気、お腹も空くので旅先の食材はなんでも美味しい、楽しむのに身体も胃袋も貪欲さが必要だ

しかし歳を経て参りますと、あっちが痛い、こっちが痛い、旅行にもままならない、そんなに食べていないのに、なぜか直ぐにお腹が一杯になる^_^;

そして何より特にベテランさんには残された時間は少ない

まだなんとか身体が動けるうちに、今を楽しんで頂きたい(決してポジジョントークじゃなくて、コロナ禍前からずぅ〜と言い続けている私)

新幹線も動いている、道路も閉鎖されているわけじゃない、旅館も営業している、健康管理に留意して適切な保健衛生に努めて、お気に召す景勝地へお越し下さい

 

タイトルは堺が生んだ今の茶道(ちゃどう)の基を作ったと云っても過言じゃない(僕は後年の武家茶が今の茶道と思ってはいますが)『千利休』、倉庫屋のよっちゃん事(堺出身の小生が勝手にそう言っている)本名『田中与四郎』が秀吉に切腹を命じられ(その死は、梟首の説も?!)た折の辞世の句と云われています

[人の行く裏に道あり花の山、いずれを行くも散らぬ間に行け]

利休のこの辞世の句を自分なりにこう↓解釈しました

生きている今が一番大切です!

まさに、ご自身が散らぬ間に行って下さい、お気に入り場所に(えらいムリクリな解釈^ω^;

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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村松社長

旅行産業界に身を置いてはや45年。シンガポール航空社の日本でのB2Bリーディングカンパニーから京都の制御機器メーカー傘下旅行社を経て起業して以来早くも28年目に入りました。このコロナ禍で本当の旅行情報を発信するために旅行WEBマガジンを令和3年に立ち上げる。専門は海外の出張など。趣味:散歩ついでのお地蔵さん・神社お詣り、銭湯巡り、落語鑑賞、映画鑑賞。