日本人へ海外向けの航空座席を販売しても、もう儲からない!各航空会社の本音

かつては、日本から出発する航空会社は日本人の休みの塩梅で営業を考えていました、お正月、GW、子供達の夏休み、お盆、年末、これらのシーズンをピークシーズンとして運賃を高く設定して、多くさばいてくれる観光旅行パックツアー会社へ席を配分していましたが、日本人は大型連休には、こぞってもう海外観光旅行には、行かないです、だってお金がないもん

今や航空会社は訪日外人客向けに営業している方が儲かるので、日本に就航している外国の航空会社は自身の国の休みを第一に考えて自身の国民の休みの塩梅を考慮して座席営業をしています、中華圏の国の航空会社であれば、旧正月の大型連休、キリスト教圏の国の航空会社ならクリスマス休暇や復活祭休暇、欧州の国航空会社なら夏のバケーション期、イスラム圏の航空会社なら断食月明けのハリラヤ休暇、子供連れ旅行なら、子供たちのスクールホリデー休暇を利用しての家族旅行となります

そこに各国の祝祭日休暇が重なりなり、そして日本へ来て観たい季節(旬のシーズン、冬の北海道のスキーシーズン、花見、紅葉)が更に重なる事となりますので、年がら年中、航空便は混んでいる事になります

 

 

訪日外客数(2023 年 4 月推計値) ◇4 月:1,949,100 人、200 万人に迫る

●桜シーズンによる訪日需要の高まり等が影響し、4 月の訪日外客数は 2019 年同月比 66.6% の 1,949,100 人となり、前月に引き続き昨年 10 月の個人旅行再開以降で最高を更新した。

●地域別では、東アジア地域において夏ダイヤに合わせた航空便の増便・復便を背景に訪日外 客数の堅調な回復が見られたこと、東南アジア地域、欧米豪地域においても祝祭日による旅 行需要の高まりがあったことが訪日外客数の押上げ要因となった。なお、国際線定期便に関 しては、コロナ禍前の約 6 割まで運航便数が回復している。

日本政府観光局2023年5月17日付プレスリリースから

 

 

シンガポール公立小学校の年間スケジュールから

 

 

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村松社長

旅行産業界に身を置いてはや45年。シンガポール航空社の日本でのB2Bリーディングカンパニーから京都の制御機器メーカー傘下旅行社を経て起業して以来早くも28年目に入りました。このコロナ禍で本当の旅行情報を発信するために旅行WEBマガジンを令和3年に立ち上げる。専門は海外の出張など。趣味:散歩ついでのお地蔵さん・神社お詣り、銭湯巡り、落語鑑賞、映画鑑賞。