旅行代理店の中の人が紹介する旅行の取扱説明書や旅行業界のマニアックな情報をお届けいたします。

旅のブックマーク

『結核罹患者』大阪が一番多いとは、訪日客との因果関係は無いのか??

 

 

 

 

大阪府は全国の中でも結核患者が1番多く発生しています|2023年11月14日大阪府発出情報から

現在も、全国で年間およそ1万人の人が、結核を発病しており、結核は決して過去の病気ではありません。
大阪府では全国で最も多く年間約1,100人の新たな結核患者が発生しています。

これを受けて、大阪府では結核患者の発生を抑制するためにさまざまな取り組みを実施しています。<大阪府の結核対策情報

阪府の結核の状況

区  分 大 阪 府 全  国
新登録患者数 罹患率 新登録患者数 罹患率
令和4年 1,118 12.7 10,235 8.2
令和3年 1,171 13.3 11,519 9.2
令和2年 1,400 15.8 12,739 10.1
令和元年 1,619 18.4 14,460 11.5
平成30年 1,805 20.5 15,590 12.3
平成29年 1,881 21.3 16,789 13.3
平成28年 1,945 22.0 17,625 13.9
平成27年 2,074 23.5 18,280 14.4
 現在でも、毎年全国で10,235人、大阪府でも1,118人の方が新たに結核を発病しており、「過去の病気」ではありません。
 結核は、吸い込んだ結核菌が肺に入って、病気の巣を作ることで発病します。多くは、発病しないで
すみますが、発病しても、きちんと毎日薬を飲めば治る病気です。
結核の症状は、最初のうちは風邪とよく似ており、「せき」「たん」「発熱」「血たん」「胸痛」の5大症状の他に、
「だるさ」「寝汗」等の症状が2週間以上続いたら要注意です。早めに、医療機関を受診しましょう。

 

 

 

 

『日本は結核蔓延国です』(2022年1月9日付マガジンより)そんな見出しでこのマガジンで問題提起しておりますが、そうすると、日本が中国からの渡航者(日本での長期滞在者へ)への事前の結核検査を義務付けるとなると、中国も日本からの渡航者に結核の渡航前の事前検査を義務付けるのでは?!との問題提起を先のマガジンでしましたが、これが満更、憶測では無いと思います

 

 

 

日本の結核発症率はアメリカの4倍、なぜ先進国の中でも罹患率が高いのか

2020年9月7日|文春記事より

 結核は第二次世界大戦終了後まで、死亡率の第1位を占めてきた感染症だ。一度罹患したら患者の治癒能力に任せるほかない「死の病」として世界中で恐れられてきた。しかし1944年に開発されたストレプトマイシンに続いてさまざまな抗結核薬が開発されたことにより、結核は「治る病気」になった。

今、日本では結核が再び感染数を増やしつつあるという。左巻健男氏の新著『世界を変えた微生物と感染症』(祥伝社)の一部を抜き出し、結核と医療の発展の歴史を概観する。

 

 

The following two tabs change content below.

村松社長

旅行産業界に身を置いてはや45年。シンガポール航空社の日本でのB2Bリーディングカンパニーから京都の制御機器メーカー傘下旅行社を経て起業して以来早くも28年目に入りました。このコロナ禍で本当の旅行情報を発信するために旅行WEBマガジンを令和3年に立ち上げる。専門は海外の出張など。趣味:散歩ついでのお地蔵さん・神社お詣り、銭湯巡り、映画鑑賞。

SNSで購読する

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です