ビザ(査証とは、訪問する国の日本でのその国を代表機関(〓大使館や領事館)が、旅行者の旅券(パスポート)の有効性と訪問する為の目的等を事前に日本で審査し、入国を付与する証として、発行する入国許可ですが、最終的な入国判断は入国時の入国管理官が決定します

また、査証(ビザ)は申請さえすれば自動的に付与されるものでなく、審査過程でこの人物は入国する資格が無いと判断されれば、ビザは発給付与して貰え無い

ビザが取得出来ない、ビザが発給されない理由は教えては貰えない

拒否の理由は、その申請がビザの原則的発給基準を満たしていなかったためと理解しなければならない。
個々の拒否理由について具体的な理由を回答することは、それらの情報が不正な目的を持って入国しよう/させようとする者により、審査をかいくぐるために悪用されることも考えられ、その後の適正なビザ審査に支障を来し、ひいては訪問国の安全と安心にとってもマイナスとなるおそれがありますので、教えて貰えない

 

直近で日本の商売人が一番困っている海外渡航先に中国が在ります、新型コロナ禍前2019年には15日間の無査証渡航(いわゆるノービザ)が付与されていましたが、コロナ禍が明けた今でも中国への渡航にはビザ取得が必要です

昨年の中国ビザが代理申請出来る旅行代理店は東京で16社、大阪で12社と認識しています(増減は承知しませんが概ねそれくらいの数です)ですから、各旅行代理店では渡航者の代理申請依頼には、自らが申請出来るの中国政府出先機関(大使館、領事館)からのお墨付きを貰った旅行社以外は直接申請は出来ないので、その10数社へお願いすることになりますが、

その代理申請旅行社も以前からの信義に基づく商取引が在る旅行代理店からしか請け負わ無いので、多くの旅行代理店では、顧客から依頼を断るケースが多いです、

 

今日的な中国へ渡航を希望する人たちの多くは、ビザ取得業務が簡単に済まされているものだと思っていて、とても安易に考えています

渡航前にビザ取得が義務付けられている国では、その日本での代表機関(大使館や領事館)での申請時に、胃がキリキリする様な緊張の時間や空間が存在します

ビザが発給付与される意味がどれだかありがたい事なのか、些かオーバーな表現ですが、一党独裁国家の中国やロシアや北朝鮮のビザの発給付与は、とても神経質で、難儀な業務です、騙されていると思うなら、それらの在外公館へ自ら足を運んで申請して観ればその難儀さが解ります

 

 

 

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村松社長

旅行産業界に身を置いてはや45年。シンガポール航空社の日本でのB2Bリーディングカンパニーから京都の制御機器メーカー傘下旅行社を経て起業して以来早くも28年目に入りました。このコロナ禍で本当の旅行情報を発信するために旅行WEBマガジンを令和3年に立ち上げる。専門は海外の出張など。趣味:散歩ついでのお地蔵さん・神社お詣り、銭湯巡り、落語鑑賞、映画鑑賞。