『旅行』という商材で専従商いしている旅行社ならまだしも、異業種傘下の旅行社でも、その異業種の親会社が旅行業をこの先も進める旅行市場の行き先が見えないと判断したんですね、でないと40年も50年もの長年続けていた旅行事業を廃止しませんね、余程の決断です!
またまたコロナ禍で僕には、旅行業専従じゃない運送事業傘下の日通旅行さんに続き、保険事業傘下『アイネッツ』さんという旅行社の廃業が衝撃的です、
同社はNHK朝の人気連ドラ「朝が来た」のモデルになった広岡浅子が創業した大阪発祥企業・大同生命(本社・肥後橋)の生前の高い志(若い人達が見聞を広める大切さそれも外国の)を引き継いで、同社の肝いりで立ち上げられた旅行社と伺った
小生の前々職時代の営業先・船舶系企業傘下の商船三井航空サービスや川崎航空サービスから業務支援として同社に関わりを持ったれた方々にとてもよく接して頂きお世話になりました方々からそのお話を聞きました
同社廃業後は、まぁ大手旅行代理店(阪急交通社や日本旅行社あたりがその事業の後を引き継ぐでしょうかねぇ)しかし
とても『*質の高い人間力サービス』で、留学と云う教育旅行商材での旅行を40数年もの永きに亘り提供されてましたので寂しいですね
『*質の高い人間力サービス』とは、当時の業務支援に掛けつけている個々の既存の旅行社の営業マンのホスピタリティ・学生と云うお客様に接する態度・一言でいうなら【人間力】とでも、些かオーバーかもしれませんが、業務支援された方々との営業中のお話しに僕にはそう感じました
学生はその留学を通じて海外での異文化と触れ合います(ひと月もの間)学生と同じ時間を添乗と言う業務支援での共有された折に彼らから学生に、決して線香臭く無く、海外異文化の大切さをそれとはなしに問う、
同社廃業後は、大手旅行代理店の金太郎飴の如く(誰が遣っても同じ)の営業(営業マン)がアフターコロナの旅行営業になるんでしょうねぇ〜
アフターコロナは旅行業に就職された方には、誰が遣っても同じな『愉快じゃない業界』になります
コロナ禍前の全国平均で65%(約6600社)(ざっくり旅行社総数10000社)、大阪平均で75%(約670社)(ざっくり旅行社総数900社)65%〜75%が中小零細企業の旅行社、社長自らが営業して添乗して集金して、大将が名物の街の商店の様な体裁なのが旅行社の殆どです
アフターコロナの旅行社は『商店』が消えて『企業』になりますね
旅行業界誌・トラベルヴィジョン誌より(岡田社長さん情報配信ありがとうございました)
村松社長
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