欧州ではコロナ禍が収まった途端に旅行者が激増し、それを尻目になんとか残った、新たに就いた航空産業に従事する人達のコロナ禍で減った報酬を取り返そうとストが頻繁に行なわれていますが、社会の交通インフラである航空産業でのストは人々の移動への被害が甚大です、どうにか穏便に済ませて頂きたいもんです
ヒースロー警備員、スト中止、賃上げ案受け入れ=夏の混乱回避
2023年6月27日
英国の労働組合ユナイトは23日、ロンドン・ヒースロー空港の警備員が6~8月に予定していた計29日のストライキを中止すると発表した。
組合員がヒースロー空港からの賃上げ案を受け入れたため。夏季の繁忙期に混乱が予想されていたが、回避した格好となった。
新たな提案では、1月まで遡及(そきゅう)して賃金を10%引き上げ、10月から11.5%の賃上げを適用するほか、来年はインフレに連動させ少なくとも4%引き上げる。
ユナイトは当初、6月24~25日、28~30日、7月14~16日、21~24日、28~31日、8月4~7日、11~14日、18~20日、24~27日の計31日間、ストを計画。第3・第5ターミナルの警備員に加え、エアサイドに入る空港関係者や車両の確認を行う警備員など約2,000人が参加する予定だった。
ユナイトは6月に入り、ヒースロー空港から改善案が提示されたため、第1弾となる同24~25日のストを中止すると発表。同空港の警備員は、イースター(復活祭)前後の繁忙期と5月にもストを実施していた