ETIAS制度って そもそもなに?
European Travel Information and Authorisation System の頭文字をとって
ETIAS(エティアス)はビザが免除されている日本やアメリカなどの国民が、シェンゲン協定国であるヨーロッパの一部の国に(ドイツ、イタリア、フランスなど26ヶ国)に ビザを取得せず訪問するために必要な 『欧州渡航情報認証制度』
ビザを保有しない対象国籍保持者は事前にこのETIAS電子認証システムに申請することが必須となります。
登録されたパスポート情報はユーロポール(欧州警察機構)などに照会され審査が行われます。
ビザ目免除国は引き続きビザ免除で渡航することが可能ですが入国条件として旅行前にETIASの申請・許可を得なければなりません。
ETIASの利用条件って?
ETIASは、観光、ビジネス、トランジットなどの目的の旅行にのみ利用可能です。
航空機、船舶、陸路などで搭乗・移動する前にETIASの有効性が確認されるため、
ETIASが承認されていない場合、旅行者は飛行機、ボート、バスなどのに搭乗することはできません。
申請の方法と審査とは?
現在のところその申請用サイトは開示さていませんが 概ね以下の質問項目がETIAS申請フォーム上で予定されいます
申請者情報
1.姓
2.名前
3.生年月日
4.その他の名前
5.出生地
6.性別
7.現在の国籍
8.申請者の親の名前
9.自宅の住所
10.メールアドレス
11.電話番号
パスポート情報
1.パスポート番号の情報
2.他の国籍や市民権に関する情報
3.永住権の住所。
その他質問
最初に入国する国
学校または現在の職業情報
適格性の質問
1.病状または他の感染性または伝染性の寄生虫性疾患に関連する。
2.過去の犯罪の有無
3.戦争地域の国への渡航歴
4.移民または渡航履歴について
5.EU加盟国にへの入国拒否または強制送還歴
6.申請者が未成年者の場合、未成年者の責任者の身元について
7.申請者が申請人本人とは異なる第三者によって提出された場合、その者およびその会社の身元(該当する場合)
そして申請プロセスで、 ETIASを提出すると、各申請はSLTD(インターポール)などで、スクリーニングルールとETIASウォッチリストで確認されます。
ETIASへの申請情報がこれらのデータベースの情報と一致する場合、申請はETIAS Central及びETIAS National Unitsにマニュアル審査を受けます。
ETIAS申請可能国ってどこ?
ETIAS申請には以下のリストに掲載されている国のパスポートが必要です。
このリストは日々変更される可能性があり、最新のETIAS対象国を含むものではないことにご注意ください。
ETIAS申請には以下のリストに掲載されている国のパスポートが必要です。
このリストは日々変更される可能性があり、最新のETIAS対象国を含むものではないことにご注意ください。
Albania , Andorra ,Antigua And Barbuda, Argentina, Australia, Bahamas, Barbados, Bosnia And Herzegovina, Brazil, Brunei Darussalam, Canada, Chile, Colombia, Costa Rica, Dominica, El Salvador, Former Yugoslav, Republic Of Macedonia, Grenada, Guatemala, Holy See (State Of The Vatican), Honduras, Israel, Japan, Kiribati, Malaysia, Marshall Islands, Mauritius, Mexico, Micronesia. Republic Of Moldova, Monaco, Montenegro, New Zealand, Nicaragua, Palau, Panama, Paraguay, Peru, Samoa San Marino, Seychelles, Serbia, Singapore, Solomon Islands, South Korea, St Kitts And Nevis .St Lucia, St Vincent And The Grenadines, Timor-Leste, Tonga, Trinidad And Tobago, Tuvalu, United Arab Emirates, United States Of America, Uruguay, Vanuatu, Venezuela
それはいつから始まるのん?
EUの議会でETIASの導入が決定し実運用は2020年からとしていましたがコロナ禍で、現在は2022年末からの予定です!
が 多分2023年末が現実的な実運営になるのでしょうか?! はっきりしませんね
何れにしてもETIAS取得の上でEUへの渡航が必要となるのは間違いのないところです
村松社長
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