はっきり申しまして『海外旅行』は駄目です!

日本社会の労働者のワーキングプアと欧州で続くウクライナ戦争と今度はパレスチナ戦争とそれに付随するテロの恐怖です、海外旅行なんて行けません

大手旅行代理店は親会社が例えば運輸業(鉄道事業者、航空運送事業者、海運事業者など)やIT企業や産業機械メーカー等の傘下の場合がその殆どで、旅行業の専従でなく、親会社の庇護の元に安心して旅行業が営めます、しかしその大手旅行代理店ですら、海外旅行の肝である、自ら企画主催手配するパックツアーの取扱人数がコロナ禍前の6分の1、パックツアーの取扱高がコロナ禍前の5分の1です、況や1名〜5名位で営業している小規模零細旅行代理店では、海外旅行の取扱高・取扱人数はコロナ禍前の2019年から比較すると1割から2割との認識です(旧知の旅行代理店に聴き取りしたら)

 

 

ざっくりのデーター(詳細は添付のデーター)夏季繁忙期の比較

ーー日本人海外出国者数

2019年7月:160万人、2023年7月:89万人

2019年8月:210万人、2023年8月:120万人

 

ーー大手旅行社パックツアー取扱人数

2019年7月:13万人、2023年7月:2万人

2019年8月:20万人、2023年8月:3万人

 

ーー大手旅行社パックツアー取扱高

2019年7月:350億円、2023年7月:63億円

2019年8月:510億円、2023年8月:110億円

 

 

大手旅行社の取扱高・取扱人数(2023年7月)

大手旅行社の取扱高・取扱人数(2023年8月)

 

 

大手旅行代理店すら海外旅行の1番の繁忙期である筈の7月・8月でも、未だ未だこんな体たらくな有様です,

一昔前なら海外旅行へは大手旅行代理店が造成しているパックツアーを利用して行くと相場は決まっていたんですが、企業法人の出張旅行の数は読めませんが、パックツアーを利用せずとも航空便は航空便でホテルはホテルで観光は観光で全て個別手配で行く人が多くなっていると言う事ですね、危険性が多くはらんでいる海外旅行、個別手配のリスクは大いにあるのですが、それだけ海外旅行へ行くメンタル面でのハードルが低くなった事と簡易に多くの旅行素材が手配出来ること大きな要因かもしれません

旅行代理店に頼らない海外旅行は、日本国内旅行と同じ様に、これからの旅の形かもしれませんが・・実は大手旅行代理店の主催するパックツアーを利用するメリットも大いにあるんですがねぇ

 

 

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村松社長

旅行産業界に身を置いてはや45年。シンガポール航空社の日本でのB2Bリーディングカンパニーから京都の制御機器メーカー傘下旅行社を経て起業して以来早くも28年目に入りました。このコロナ禍で本当の旅行情報を発信するために旅行WEBマガジンを令和3年に立ち上げる。専門は海外の出張など。趣味:散歩ついでのお地蔵さん・神社お詣り、銭湯巡り、落語鑑賞、映画鑑賞。