既に何度もこのマガジンでご紹介の欧州でのストの話題、労働者の権利主張は増長するばかりです、ヨーロッパ向けのお客様の手配後は兎に角、神様、仏様にお祈りするだけです、「どうかお客様が無事に帰国できられます様に・・・」と
ヒースロー警備員が再びスト2023年5月に計8日間で混乱必至
英国の労働組合ユナイトは2023年4月19日、ロンドン・ヒースロー空港の警備員約1,400人が5月に8日間のストライキを実施すると発表した。
かねて進める賃上げ交渉がまとまらなかったため、実力行使に踏み切る。同空港の警備員はイースター前後の繁忙期にも10日間のストを行っている。
ストが実施されるのは、2023年5月4~6日と9~10日、25~27日の計8日間。ユナイトはストの期間中は混乱は避けられないと警告している。
2023年3月31日~4月9日のストでは、英航空大手ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)が約300便を欠航するなど大きな影響が出た。
ユナイトによると、警備スタッフは給与は平均で年間3万ポンドとなっている。ヒースロー空港側は先に、10%の賃上げと1,150ポンドの一時金の支給を提案したが、労組はインフレを考慮すれば実質的な賃金引き下げになるとしてこれを拒否。夏の繁忙期も含めて継続的な実力行使も辞さないとの姿勢を示している。
共同通信グループのニュース発信会社NNAニュース|2023/04/21(金)から